子供に授けたい「イキヌキリョク」とは?

イキヌキリョク = 人生100年時代の「生き抜き力(リョク)」 x 楽しく生きる「息抜き力(リョク)」

私たちはカナダで子育て経験のある父親です(詳細はプロフィールをご覧下さい)。日本の教育方法にも、数多くの良い点があると思いますが、カナダで子供達が受けている教育は、人生100年時代を生きる上で、大変有効な能力が身につく教育のひとつでは、と感じています。

そこで、私たちはカナダでの子育て経験を活かし、これからの時代に子供たち必要な能力を「イキヌキリョク」と名付け、下記のように定義してみました。

私たちが考える5つの「イキヌキリョク」:
  • リサーチ力(=自分が気になったことに関する情報を広く深く冷静に収集するチカラ)
  • 課題発見力(=リサーチをもとに、解決すべき課題を定義できるチカラ)
  • ソリューション力(=解決策を構築できるチカラ)
  • 仲間と実行に移す力(=ソリューションを実現させるために、仲間と効果的にコミュニケーションして、一緒に目標を達成するチカラ)
  • リラックス力(=自分の人生を楽しむ余裕を忘れないチカラ)

人生100年時代を生き抜くには、何が必要?

オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授の研究によると、今後10~20年で47%の仕事が機械に取って代わられるそうです。AIは、機械的でルーティーンな仕事だけでなく、複雑で創造性が必要な仕事まで対応可能になると見込まれており、2051年までに人間が行う全てのタスクをできるようになる、というレポートもあるようです。(出典:どの仕事がAIに奪われる? 研究者がチャート化)、機械・人工知能・AIが奪う、なくなる職業・仕事のランキング

また、人生100年時代を迎えると、現在の勉強、仕事、リタイヤという3段階のステージを生きるのはなく、我々の子供たちは、働きながら学び、そして趣味など好きなこともしつつ、社会貢献も果たしていく。ひとつの企業を勤め上げるのでは無く、いくつもの仕事を、副業やフリーランス、ボランティアなどと、違う立場で実施していく。地理的にも、日本国内に留まって行動することには限界があり、自由にスピーディーに国境を越えていくことが普通になってくる時代になると思われます。そのためには、何かひとつのプロであるだけでは人生100年時代に十分では無い可能性があります。また、日本語以外の言語が理解できることや、臆することなく外国人とコミュニケーションがとれることも必要です。

皿回しに例えると、小さなお皿を回すことから始め、それから大きさや形、色が違う様々な種類のお皿を落下させないように注意しながら、同時に回していくイメージでしょうか?

人生100年時代の人生の楽しみ方

皿回しの例えを書きましたが、生涯を通して、常に皿を回し続けることはできません。
昨今、過労死やブラック企業などが頻繁に報道されていますが、当たり前ですが、過労死になるほどの働き方で、100年の人生を生き抜くことは不可能です。長丁場ですから、時折、張りっぱなしの糸を緩める時間、つまり生きがいを見つけて、自分の人生を楽しむ時間も、今まで以上に必要になってくると思います。

ただその時に、仕事ばかりの人生を過ごしてしまうと、いざ自分の人生を楽しもう、という時には、自分が何をすれば楽しいのか分からなくなってしまう、ということにもなりかねません。

子供たちには、好きな仕事や、やりがいのある仕事について欲しい、と思うと同時に、自分は楽しい人生を過ごしている、と日々実感しながら生活して欲しいと切に願っている方も多いのでは無いでしょうか?

つまり、今の子育て世代の経験や人生観とは全く違うものが、子供たちには必要になるのです。

私たちと同じように、大事な大事な子供たちに「イキヌキリョク」を身につけさせたい。そう思う皆様に、カナダでの子育て経験を、余すことなく、リアルな情報をお伝えしていきたいと思います。